恋愛観を正したい





入社したての頃にいたパートさんに言われた言葉を思い出した。







「20代の頃の思い出は一生モノだよ。40歳になってもあの頃に見たのもや価値観は大切。30歳を超えてからはどれも一緒に見えるから。」










今を必死に生きている自分には全く分からない。













きっと私がその年代にならないと分からないことだろう。










しかし、今までを振り返ってみると今の私の恋愛観は10代の頃がベースになっていることは痛いほど分かる。








そんな、10代の頃の思い出は、苦い思い出しかない。













中学の最後に仲の良かった友達と疎遠になるきっかけを作り、友人関係を荒らし、遠い高校へ逃げるという最悪なことをした。






そうして、中学時代の友人関係を全て精算し、高校デビューを果たそうとした。





しかし、根が陰キャの私はデビューに失敗しぼっちで3年間を過ごす。




そして、無個性、量産型の優等生を演じていた。




その反面、学校では我慢してる気持ちをどこかで発散させるために自分を汚すようなことを沢山した。




これは今でも後悔している。戻れるなら、今でもこの時期に戻りたいと本気で思う。




人より承認欲求が強い私は、誰かに信頼される人でありたかった。




そのことから、貯めたバイト代を男に貢ぎ、彼女と勘違いしてる痛いセフレになってしまったのだ。





そして、このことがきっかけになり病んで、レグカとODをし、精神病院に入院するという大事件を起こした。












大学に入った後も、同じような男に捕まり、同じことを繰り返してきた。










そして、その傷を癒すためにお酒に手を出した。








その結果、急性アルコール中毒で入院した。










薬の次は酒だ。










そして、タバコにも手を出した。





タバコを吸うようになってからはレグカをすることが減った。








しかし、承認欲求を抑えることが出来なかった。








それを簡単に満たすことの出来るのは、恋愛だけしかなかったのだろう。








そして、ふとした瞬間に気がつくのだ。









『実は彼のことを好きじゃないかもしれない』と








それは当たり前だろう。










恋愛=承認欲求を満たすもの






としか考えていないのだから。









承認欲求を満たすために恋愛をする時点で間違っているのだ。









当時の自分は、本当に相手のことが好きだったのかもしれない。







しかし、今の自分から見れば、この考えはは間違っていると思う。








そう思わないと、普通の人になれない。










私は、こんな恋愛観を正したい。









きっと今からでも遅くないだろう。